西安展

 

中国の古都・西安での展示会が始まった。

何から書けばいいのか分からない。

大陸の広大さと出会った人々の器の大きさに感動するとともに

日本の小ささ、つまりは自分の器の小ささを省みることになった。

小さな島国の国民性と言ってしまえばそれまでになってしまうのだが

日々の見えない何かにいつのまにか流されて

見える範囲がどんどんと狭くなってしまうことに対して危機感を覚えた。

それは自分自身の制作においても、人としての在り方においても。

視座を高く保ち続けていかなくてはと思う。

 

 

今回web・snsでの発信が遅れてしまってすみません。

僕なりに考えがあって今のタイミングでの発信としました。

具体的には転売あるいはコピー製造への対策と

作品の純粋な伝わり方についての個人的な考えからです。

実際に、在廊している間にいくつかの作品は顔の見えるかたちで

想いある人の元にお渡しすることができました。

拂石軒というギャラリーが丁寧に今まで積み重ねてきた想いと

キュレーターの楊さんが様々な配慮のもと準備してきてくれたこと。

ハタノワタルさんの素晴らしい作品とともに唯一無二の空間が実現したこと。

今回のために悩みながら生み出した作品。

それらが小さな労力で横から奪われることなく

思いのある人の元へ直接届けられたことを嬉しく思います。

作品の伝わり方について何が純粋で何が在るべき形かはわかりませんが

寡作の作家として、どのように伝えていくかは模索しなければいけません。

 

 

展示空間はなかなか日本では実現が難しいくらい

素晴らしいものになりました。

この場所で展示ができて本当によかったです。

またこのような機会があることを願って日々制作をしていきたいです。

感謝を込めて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019.5.11〜2019.5.18

拂石軒

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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