solo exhibition @ mina perhonen galleria [ 京都 ] --- 2017.7.21-8.2
展示のおしらせ

 

クロヌマタカトシ木彫展 『水脈』

 

日時:2017.7.21(金)〜8.02(水)12:00〜19:00 木曜休み

場所:minä perhonen galleria 京都府京都市左京区河原町通り四条下ル市之町251-2 3F

在廊:21(金)・22(土)

 

 

 

生きるものすべて

見えないけれど確かに流れている

生命の奥 

遠い記憶

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

exhibition - -
水脈

DSC_0374.JPG

 

薄灰色の空から降る雨の日に始まりを迎えた白い時間は

薄灰色の空から降る雨の日に終わりを迎えた。

幕を閉じる少し前に雨が止み、蕾から花開いた桜の白さがぼんやりと浮かび上がっていた。

199時間の間じっと動かずにそこに佇んでいた彫像たちの周りで

人々の様々な想いと窓からの光だけが移ろいでいるようだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

DSC_0298.JPG

 

 

 

 

百年前の絵画から新鮮な光が溢れている

二万年前の壁画に生命の灯が燃えている

 

そこに宿る時間は一体何だろうか

 

 

 

 

DSC_0331.JPG

 

木は変わらずにいつだって新しい鏡を用意して

僕が僕で在る以前の僕を映し出してくれる

 

僕は余計なものを身に纏わずに

そこに立つことが出来るだろうか

 

 

 

 

 

 

DSC_0998.JPG

 

 

 

DSC_0483.JPG

 

 

 

DSC_0405.JPG

 

 

 

 

 

 

 

昨年の冬の旅の風景は僕の中に確かに蓄積されていた。

それに気がついたのはこの展示が終わった頃だった。

 

木は鏡のようだ。

木をじっと見つめることはそこに映し出される自分を見つめることになる。

僕はなぜ僕で、他人ではなく、そして自分とは何なのかという問いは

どうやら自分の中を掘っていっても同じところをぐるぐると回るばかりで

確かな答えが見つからないらしい。

けれど木を鏡にしてそこに映し出された自分を見ることで

僕の認識している外側の僕を発見することができる。

僕はこう在りたいと思って作り上げている僕が今存在している僕で

それ以前の作られる前の僕が木という圧倒的大自然を前にして立ち現れてくる。

 

というように理解してみると

問題は僕がどれだけ何も作らずに木の前に立てるかということになる。

自分が水のようになって木の中に入れるか、ということになる。

何が滲み出てきても否定せず、恥も忘れて、流れる水になれるか。

清も濁も合わせて飲み込んで、ただただじっと立ち現れてくるものを待てるか。

 

それができればきっと僕は枝先の雨になって

湖にも海にも流れていける。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

DSC_0474.JPG

 

 

 

DSC_0477.JPG

 

自分とは何か。

わからない。

わからないから木を彫っている。

わからないものをわからないままに掘り出して

そこに置いてみると何かが立ち現れてくる。

 

何が本当か。

わからない。

けれど本当でないもの、違和のあるものは何となくわかる。

それを削り落としていくことで本当のものだけが残ったらいい。

 

 

 

 

 

DSC_0429.JPG

 

 

DSC_0500.JPG

 

白い時間は僕の中にある個人的な無意識の時間だけれど

それを一緒に見ようとしてくれる人がいることが本当に有難い。

それを自分のこととして見てくれる人がいることが本当に有難い。

 

この時間の蓄積を一度全て忘れて、地中に染み込ませて

木の中を通って再び薄灰色の空に浮かび上がってくるのをじっと待っていたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

exhibition - -
展示のおしらせ

 

白い時間/クロヌマタカトシ木彫展

 

日時:2017.4.1(土)2(日)3(月)8(土)9(日) 11:00〜18:00 
場所:galleryらふと  千葉県市川市鬼高1-1-1 ニッケ鎮守の杜

休み:4.4(火)〜7(金)
在廊:全日

 

 

 

百年前の絵画から新鮮な光が溢れている
二万年前の壁画に生命の灯が燃えている

 

そこに宿る時間は一体何だろうか

 

今、
僕は目の前の木をじっと見つめる
若木、老木、倒木、流木
木は変わらずにいつだって新しい鏡を用意して
僕が僕で在る以前の僕を映し出してくれる

 

さて、僕は余計なものを身に纏わずに
そこに立つことが出来るだろうか

 

今日も僕は木を彫る

 

takatoshi kuronuma

 

 

 

 

一昨年の桜の頃
白い時間と名付けた展覧会をこの場でひらいた
女性や老人、家や小屋の木彫
はなびら零れる時間の中を、ただ静かに像が在った

 

そのひと月後、パリで個展を開いたひとは
今度は生々しい流木の姿をいただき
とりけものを彫り出していた

 

極から極を揺れるように
その制作の軌道は確かで美しい
揺れながら、彫りながら
澄ませているのは心だろうか

 

ふたたび桜のひかりの中で
白い時間が立ちあがる

 

sanae inagaki

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

exhibition - -
10th

 

岡山にあるCAFE DU GRACEさんの10周年展に流木作品を2点出品しています。

お近くの方々、どうぞご覧下さい。

 

CAFE DU GRACEさんでは来年10月に個展をさせていただく予定です。

よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

exhibition - -
展示のおしらせ

 

個展 「 環 」

 

日時:2016.11.18(金)〜27(日) 11:00〜18:00

場所:Shoka: 沖縄県沖縄市比屋根6-13-6

在廊:18(金)

 

 

 

洞窟に動物の絵を描いた古代人は、自分と自然との間に何を見ていたのだろう。

人間も動物も山水も、ひとつながりだった世界。

死と誕生が一つに結びつき、生命が循環する世界で

人間も自然の環の中の一部分だった。

 

現代に生きる僕はこの環の外で生活をしている。

きれいな部分にだけ光が当てられ、死が隠された世界で。

 

僕は木彫を通じて内側から環の中へ入ることはできないだろうかと試みている。

木と自分が主客一体となる瞬間を求めて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

exhibition - -
帯留展

 

小さいながらも、
凛とした表情で装いに華を添え
愛らしい佇まいで遊び心溢れる帯留。
2回目の今年は、9人の作家の
小さな粒が集まります。

2016年11月05日〜13日 11:00_17:00

1.Anima uni
2.小川 郁子
3.クロヌマタカトシ
4.studio fujino
5.静風舎 副島 泰嗣
6.初雪・ポッケ
7.堀 道広
8.松原 智仁
9.室田 志保

 

場所:gallery studio fujino 神奈川県相模原市緑区佐野川768

 

 

 

:::

 

 

今年も帯留展に少しですが参加します。

2年前に誘っていただいてから帯留着物文化の奥深さに魅了され

粋でグロテスクな江戸文化を勉強する機会をいただいています。

個性溢れるメンバーと素敵な日本家屋の凛としたギャラリーです。

ぜひ秋のお出かけに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

exhibition - -
展示のおしらせ

 

 

 

クロヌマタカトシ展

 

日時:2016. 9.22(木)〜10.2(日) 11:00 〜18:00  休み:月・水・金

場所:空とたね 香川県綾歌郡綾川町牛川字小原828-1

在廊:22(木)

 

 

 

 

 

 

exhibition - -
御礼

 

ギャラリーみずのそらで開催しました二人展は無事に閉幕いたしました。

お越しいただきました皆様ありがとうございました。

 

みずのそらのスタッフさんとナカオさんのおかげで素晴らしい空間になりました。

会期があっという間に感じ、最後片付ける時は名残惜しい気持ちになりながら

空間をもとの状態に戻しましたが、今でも風に揺れる蝶が脳裏に浮かびます。

 

 

 

 

 

 

 

 

行き先を定めずに彷徨うことを好む両者の旅は

偶然にも名前が似ているという理由で交わることになる。

 

木とFRP。

素材の接点も薄い二人の唯一の共通点は

時間を重ねるということ。

じっくりと素材に向き合い、自分と向き合う時間を持つ制作の中で

お互いが重ねてきたものを、力を抜いてぱっと手を放し

空中に投げて、水面に漂わせてみたい。

着地点は、定めずに。

 

 

 

 

 

 

 

浮遊展はこれからも続きます。

少しずつ変態しながら。

 

 

また、何処かで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

exhibition - -
展示のおしらせ



「 浮 遊 」 ナカオタカシ と クロヌマタカトシ

日時:2016.7.02(土)〜7.10(日) 12:00〜19:00(最終日17:00) 月火休み
場所:GALLERYみずのそら 東京都杉並区西荻北5-25-2
在廊:2(土)・10(日)



行き先を定めずに彷徨うことを好む両者の旅は
偶然にも名前が似ているという理由で交わることになる。

木とFRP(繊維強化プラスチック)
素材の接点も薄い二人の唯一の共通点は
時間を重ねるということ。
じっくりと素材に向き合い、自分と向き合う時間を持つ制作の中で
お互いが重ねてきたものを、力を抜いてぱっと手を放し
空中に投げて、水面に漂わせてみたい。
着地点は、定めずに。



※週末はconalogue 竹内よしこさんによる
 展示をイメージしたお菓子をおたのしみいただけます。





 

 

exhibition - -
展示のおしらせ


個展 「北への手紙」

日時:2016.5.5(木)〜5.31(火) 11:00〜20:00 水曜休み
場所:喫茶carta 岩手県盛岡市内丸16-16
在廊:5(木)・7(土)


2年前、初めて盛岡の街を訪れたとき
なぜだか懐かしいような肌触りを感じた。
この街は僕の敬愛する彫刻家・舟越保武を生んだ街でもあるし
松本竣介や宮沢賢治といった芸術家を育んだ街でもある。
雄大な山々に囲まれて、鏡のような水が流れる。
喫茶店が点在し、それぞれの意識が空間に映し出されている。
うつくしい街だなと思った。

ポルトガル語で手紙という意味を持つ、喫茶carta。
このお店にもその時に出会った。
僕はすぐにこのお店が好きになり、手紙を書いた。
それから文通を重ねて、この度展示会を開くことになる。

北への手紙。

厳しさを持った大地に暮らす人々の営みや自然と人間との関係。
そこから生まれてくる芸術や音楽に敬意を込めて。







〈作品のご購入に関してのお願い〉
喫茶店のためクレジットカードのご利用ができません。
銀行振込や、お取り置きののち後日のお支払いでお渡し、などの対応をさせていただいております。
どうぞよろしくお願いいたします。









 
exhibition - -
| 1/10 | >>